できものを押すと痛いのはなぜ?考えられる原因と受診先

できものを押すと痛いのはなぜ?考えられる原因と受診先

皮膚にできたしこりや腫れを指で押してみたら、ズキッと痛みが走った。そんな経験をきっかけに不安を感じている方は少なくありません。

痛みの多くは体内で起こる炎症によって生じ、ニキビや毛包炎、炎症を起こした粉瘤など原因は多岐にわたります。圧迫によって神経が刺激されることで痛みが強くなり、通常は無痛の脂肪腫でも大きくなると周囲を圧迫して違和感や痛みが出ることがあります。

この記事では、痛みを伴うできものの原因を種類別にわかりやすく解説し、自分で潰してはいけない理由、受診すべきタイミング、皮膚科と形成外科の使い分けまでまとめました。

読み終える頃には、今のできものにどう対処すればよいか判断できるようになるでしょう。

目次

できものを押すと痛いときに考えられる原因

できものを押して痛みを感じる場合、多くは以下のように皮膚やその周囲で炎症が起きていることが原因です。

症状原因
ニキビ・毛包炎毛穴の内部で細菌が増えている
粉瘤感染して赤く腫れている
脂肪腫・石灰化上皮腫などの良性腫瘍大きくなったり神経の近くにできたりし、周囲の組織を圧迫している

痛みの強さや広がり方はできものの種類によって異なり、数日で治まるものもあれば、放置すると悪化して手術が必要になるものもあります。

では、それぞれどのような仕組みで痛みが生じるのか、代表的な3つの原因を詳しく見ていきましょう。

ニキビや毛包炎など炎症による腫れと痛み

痛みを伴うできものとして身近なのが、ニキビや毛包炎です。どちらも毛穴の内部で炎症が起きることで赤みや腫れが生じ、押すと痛みを感じます。

スクロールできます
原因特徴治療方法
ニキビ
(尋常性ざ瘡)
皮脂や毛穴詰まりによる炎症顔にできやすく、白・黒・赤・黄ニキビへ進行する洗顔や塗り薬で治療する
毛包炎
(毛嚢炎)
毛穴に細菌が感染して起こる炎症毛のある部位にできやすく、赤みや痛みを伴うことがある洗浄で改善することもあるが、必要に応じて抗菌薬を使う
参照元:日本皮膚科学会|尋常性痤瘡治療ガイドライン2017

粉瘤が感染して赤く腫れ上がっている場合

粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に袋状の組織ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物がたまっていく良性の腫瘍です。医学的には「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」やアテロームとも呼ばれ、背中や顔、首にできやすく、全身どこにでも発生する可能性があります。

通常の粉瘤には痛みがなく、皮膚の下にコロコロとしたしこりが触れる程度です。中央に黒い点状の開口部があることが多く、この点で外部とつながっています。

しかし、何らかの原因で炎症が起きると状況は一変します。赤く腫れ上がり、触れるだけで強い痛みを感じるようになるのです。これを「炎症性粉瘤」と呼びます。

炎症性粉瘤

日本皮膚科学会の解説によると、炎症の原因は外的な刺激によって袋状の組織が壊れ、内容物(角質や皮脂)が周囲の皮膚内に漏れ出すことで起こる異物反応が主な原因とされています。細菌感染が二次的に加わると、さらに症状が悪化します。

炎症性粉瘤になると、化膿して膿がたまり、ひどい場合は発熱や倦怠感など全身の症状が現れることもあります。市販薬だけで治すのは難しく、医療機関で切開排膿や摘出手術を受ける必要があります。粉瘤は背中や顔、首にできやすく、全身どこにでも発生する可能性があります。

脂肪腫や石灰化上皮腫など皮膚の下にできるしこり

できものの中には、皮膚の表面からは目立たないのに、触ると痛みを感じるタイプがあります。脂肪腫と石灰化上皮腫がその代表例です。

スクロールできます
特徴痛み発生年齢発生場所治療
脂肪腫やわらかく、皮膚の下で動きやすい良性腫瘍基本は痛みなし40〜60歳に多い背中・肩・首に多い手術で摘出
石灰化上皮腫せっかいかじょうひしゅ硬くゴツゴツ触れる良性腫瘍押すと痛むことがある20歳以下に多い顔・首・腕に多い

見た目がイボや粉瘤と間違えられることもあるため、気になるしこりがある場合は医師の診察を受けて正確な診断を得ることが大切です。

参照元:日本形成外科学会|形成外科で扱う疾患|腫瘍|石灰化上皮腫皮 膚・第33巻 ・第2号 ・平成3年4月石灰化上皮腫の統計

痛いできものが危険かどうかを見分けるチェックポイント

できものに痛みがあると、「もしかして悪いものでは」と心配になる方は多いでしょう。結論から言えば、痛みを伴うできもののほとんどは炎症や良性腫瘍が原因であり、すぐに命にかかわるケースはまれです。

ただし、赤みや膿の有無、大きさの変化、再発の有無などいくつかの兆候を見逃さないことが、早期に対処するためのカギになります。自己診断だけで安心するのは禁物ですが、受診前にチェックしておくと、医師への説明もスムーズになります。

ここでは、自分で確認できる3つの判断基準を紹介します。

赤み・熱感・膿の有無から状態を推測する方法

痛みのあるできものの状態を判断するうえで、「赤み」「熱感」「膿の有無」の3つは手がかりになります。

赤み

赤みが広がっている場合、皮膚の内部で炎症が進んでいる可能性が高いでしょう。特に、できものの周囲まで赤みが及んでいるときは、炎症が広範囲に波及していると考えられます。

熱感

患部を触ったときに周囲より温かく感じる(熱感がある)場合も、炎症のサインです。炎症性粉瘤や毛包炎が進行すると、患部に明らかな熱感を伴うことがあります。

膿の有無

膿が見える、あるいは押したときに白〜黄色の液体がにじむ場合は、細菌感染を伴っている可能性があります。膿は白血球が細菌と戦った結果として生じるもので、感染の存在を示す所見のひとつです。

これら3つの症状が同時にある場合は、自然に治まるのを待つよりも、早めに皮膚科を受診したほうがよいでしょう。

硬さや大きさの変化で注意すべき目安

できものの硬さと大きさの変化にも注目してください。

硬さ
柔らかい

一般的に、良性のできものは柔らかく、皮膚の下で指先で動かすことができます。粉瘤や脂肪腫はこのタイプが多く、押すと少し動く感触が得られます。

硬い

反対に、皮膚の下にがっちりと固定されて動かない硬いしこりには注意が必要です。悪性の腫瘍は周囲の組織に癒着しやすく、触っても動きにくい傾向があるとされています。

大きさ

大きさについては、短期間で急に大きくなるできものは医師の診察を受けるべきです。数週間で目に見えて大きくなった場合は、炎症が急速に進んでいるか、まれに悪性の可能性も否定できません。

受診の目安

以下の場合は早めの受診を検討してください。

  • 2週間以上たっても小さくならない
  • 明らかに大きくなっている
  • 硬くて動かない
  • 5cmを超えている

同じ場所に繰り返しできるときに疑われること

同じ部位にできものが何度もできる場合は、表面だけの問題ではなく、皮膚の深い部分に原因が残っている可能性があります。

再発の症状例
粉瘤の再発

代表的なのが、粉瘤の再発です。粉瘤は中の膿や内容物を出しただけでは治りません。原因となる袋状の組織が皮膚の下に残っている限り、同じ場所に繰り返し腫れが起こります。

化膿性汗腺炎

脇の下や鼠径部など汗腺が多い部位に繰り返し赤い腫れや膿がたまる場合は、「化膿性汗腺炎」の可能性も考えられます。化膿性汗腺炎は慢性的な炎症性疾患で、再発を繰り返しやすく、放置すると瘢痕(傷跡)が残ることもあります。

同じ場所への再発が2回以上続いたら、セルフケアでの対応には限界があると考えてよいでしょう。根本的な治療を検討するためにも、医療機関への相談をおすすめします。

参照元:日本皮膚科学会ガイドライン|化膿性汗腺炎診療の手引き2020

できものを押すと痛い場所ごとに異なる原因と特徴

できものを押したときの痛みは、体のどの部位に発生したかによって原因が異なることが少なくありません。

顔や頭皮は皮脂腺が多くニキビや粉瘤ができやすい一方、脇の下や背中は摩擦や汗の影響で毛包炎や化膿性汗腺炎が起こりやすい傾向があります。部位ごとの特徴を知っておくと、自分のできものがどのタイプに近いか見当がつきやすくなり、受診の際にも医師へ状況を伝えやすくなるでしょう。

ここからは、「顔・頭皮」と「首・脇・背中などの体幹部」に分けて、よく見られる原因と特徴を解説します。

顔や頭皮にできやすいしこりや腫れの原因

顔のできもの
ニキビ

顔のできもので最も多いのはニキビです。額から鼻にかけてのTゾーンや顎のラインは皮脂腺が発達しているため、毛穴が詰まりやすくなります。炎症を起こした赤ニキビや黄ニキビは、押すとはっきりとした痛みがあります。

毛包炎・面疔(めんちょう)

顔面に生じた毛包炎が悪化した場合は「面疔めんちょう」と呼ばれ、強い痛みや腫れを伴うことがあります。

石灰化上皮腫

石灰化上皮腫も顔に発生しやすい腫瘍のひとつです。特にまぶたの周囲にできることが多く、硬くゴツゴツした感触で、粉瘤やイボと間違えられるケースがあります。

頭皮のできもの

粉瘤が比較的多くみられます。髪に隠れて気づきにくいのですが、触ってみるとコロコロとしたしこりが確認でき、炎症を起こすと痛みを伴います。

顔や頭皮は目立つ場所だけに、自分で処置したくなるかもしれません。しかし、傷跡が残りやすい部位でもあるため、自己判断での処置は避けたいところです。

首・脇・背中など体幹部にできるできものの特徴

首や背中は粉瘤ができやすい部位の代表格です。背中は自分では確認しづらく、衣服で擦れることも多いため、気づいたときには大きくなっているケースも起こり得ます。

脇の下

脇の下は汗腺が集中しているため、毛包炎が起こりやすい部位です。ムダ毛処理やカミソリによる小さな傷から細菌が入り込むことがきっかけになりやすいでしょう。

脇・鼠径部

脇や鼠径部に繰り返し膿がたまるようであれば、化膿性汗腺炎の可能性も視野に入れる必要があります。

背中・肩・首

脂肪腫は背中や肩、首に多くみられます。柔らかいしこりとして自覚されることが多く、ゆっくりと大きくなるのが特徴です。通常は無痛ですが、大きくなると衣服で圧迫されて不快感や痛みを感じることがあります。

体幹部のできものは、自分では見えない場所にできることも多いため、定期的に鏡で確認したり、家族に見てもらったりすることが早期発見につながります。

痛いできものを自分で潰すと悪化する理由

痛みのあるできものは、自分で潰さないのが鉄則です。

指や爪で押し出そうとすると、細菌感染が広がって炎症が悪化したり、傷跡が残ったりするリスクが高まります。粉瘤の場合は中身を出しても原因となる袋状の組織が残るため、同じ場所に何度も再発するという厄介な問題も起こります。

「早く治したい」という気持ちは自然なものですが、自己処置はかえって治療を長引かせることになりかねません。なぜ潰してはいけないのか、具体的なリスクを3つの観点から見ていきましょう。

潰すことで細菌感染が広がるリスク

指や爪には、一見きれいに見えても多くの細菌が付着しています。できものを潰すと傷口ができ、そこから細菌が入り込んで新たな感染を引き起こす可能性があるのです。

ニキビの場合

潰した際に膿が周囲の毛穴に広がり、元のニキビだけでなくその周辺にも新たなニキビが発生することがあります。炎症が皮膚の深い層(真皮層)にまで及ぶと、クレーター状の凹みや色素沈着として跡が残りやすくなります。

粉瘤の場合

粉瘤を無理に潰した場合も同様です。細菌感染によって炎症が広がり、潰す前よりもかえって大きく腫れ上がるケースがあります。ひどいときには、激しい痛みとともに化膿し、発熱を伴うこともあるのです。

袋状の組織が残り再発を繰り返す可能性

粉瘤の場合、中身の膿や老廃物を押し出しても、原因である袋状の組織(被膜)は皮膚の下にそのまま残ります。この袋がある限り、再び角質や皮脂がたまり始め、同じ場所に粉瘤が再発します。

実は、これが粉瘤の厄介なところです。一時的に中身を出してスッキリしたように見えても、根本的には何も解決していません。再発するたびに炎症のリスクが高まり、組織の損傷が蓄積されていきます。

根治のためには、医療機関で袋状の組織ごと摘出する手術が必要です。手術自体は局所麻酔による日帰りで済むケースが大半で、小さいうちに受ければ傷跡も目立ちにくくなります。

放置や自己処置で症状が悪化するケース

自己処置だけでなく、「様子を見よう」と長期間放置することにもリスクがあります。

粉瘤

粉瘤は放っておくとゆっくり大きくなり続けます。大きくなってからの手術は切開範囲が広くなり、傷跡も目立ちやすくなります。さらに、炎症を繰り返した粉瘤は周囲の組織と癒着しやすく、手術の難易度が上がるという問題も出てきます。

粉瘤は良性腫瘍ではあるものの、放置すると炎症を起こしたり大きくなったりする可能性があり、気づいた時点で小さいうちに切除することが推奨されています。

毛包炎

毛包炎は悪化して「せつ(おでき)」や「よう」に進行すると、膿を排出するために切開が必要となることがあります。

せつ
(おでき)
毛穴の周囲まで炎症が広がった状態。赤く腫れて、強い痛みを伴うことがあります。
ようせつがさらに悪化し、複数の毛穴に炎症が広がってつながった状態。腫れや痛みがより強く、膿がたまりやすくなります。
ニキビ

ニキビは放置すると瘢痕を残す可能性があるため、早期から適切な外用薬で治療し、進展を防ぐことが重要です。

「たかができもの」と軽く考えず、痛みがある段階で一度は医師に相談するのが結果的に負担の少ない選択になります。

できものが痛いときの受診の目安と市販薬の判断

できものに痛みがあるとき、すぐに病院へ行くべきか、市販薬で様子を見てよいかは迷いやすいポイントです。

3つの判断基準
  • 症状がどれくらい続いているか
  • 悪化しているか
  • 発熱など全身症状があるか

軽い毛包炎や初期のニキビであれば市販の塗り薬で改善するケースもありますが、数日経っても治らない場合や急に大きくなった場合は、早めに医療機関を受診したほうがよいでしょう。

ここでは、受診を検討すべき3つの状況と、市販薬で対応できる範囲について整理します。

数日たっても腫れや痛みが引かない場合

軽い毛包炎やニキビは清潔を保つことで数日〜1週間程度で自然に軽快することが多いです。しかし、数日経っても腫れや痛みが改善しない、あるいは悪化する場合は、炎症が強いか、粉瘤など別の病変の可能性があります。

この段階で放置すると、膿がたまって症状がさらに悪化したり、跡が残りやすくなったりすることがあります。痛みが続くようであれば、まずは皮膚科を受診して原因を特定してもらうのがよいでしょう。

急に大きくなったり発熱を伴う場合

できものが短期間で明らかに大きくなった場合は、早めの受診が望ましいです。炎症が急速に進行しているサインであり、膿瘍(のうよう)を形成している可能性もあります。

特に注意が必要なのは、できものの腫れに加えて38度以上の発熱がある場合です。炎症が局所にとどまらず、細菌が血流を介して全身にまわっている可能性が考えられます。倦怠感が強い場合も同様に、速やかに医療機関を受診してください。

市販の塗り薬で様子を見てよいかの判断基準

市販薬対応の判断基準

市販薬での対応が選択肢になるのは、次のような条件を満たす場合に限られます。

  • できものが小さく(1cm以下程度)、赤みが軽い
  • 膿が出ていない
  • 痛みが軽度で日常生活に支障がない
  • 発熱や倦怠感がない

このような初期段階であれば、抗菌成分を含む市販の塗り薬(テラマイシン軟膏やドルマイシン軟膏など)で様子を見ることができます。毛包炎の初期には、患部を清潔にしたうえで、市販の抗菌薬を塗布して経過を観察するのも一つの方法です。

ただし、市販薬で2〜3日試しても改善しない場合や、症状が悪化した場合は、自己判断を続けずに皮膚科を受診しましょう。粉瘤や脂肪腫などは薬だけでは治すことができず、手術による摘出が必要になります。

痛いできもので受診する診療科の選び方

できものの痛みで病院に行こうと思ったとき、「何科を受診すればいいのか」と迷う方は少なくありません。結論から言えば両方を標榜するクリニックもあるため、自分の状況に合った選び方を知っておくと、受診先を決めやすくなるでしょう。

目的強み
形成外科原因を知りたい視診や検査で病名の特定
皮膚科手術による摘出
再発防止を考えている
傷跡を目立たせない手術技術

それぞれの診療科の特徴と、迷ったときの考え方を以下にまとめます。

まず相談したい場合は皮膚科が第一の選択肢になる

「このできもの、何だろう」とまず原因を知りたいときは、皮膚科を受診するのが適切です。

皮膚科では、できものの見た目や触った感触をもとに視診・触診を行い、必要に応じて拡大鏡(ダーモスコピー)やエコー検査で内部の状態を確認します。粉瘤なのか脂肪腫なのか、あるいはニキビや毛包炎なのかといった鑑別が可能です。

炎症が軽い段階であれば、抗菌薬の塗り薬や飲み薬で対応できることも多いため、まずは皮膚科で診察を受けて治療方針を相談するのがスムーズな流れといえます。

切除や再発防止には形成外科が適している

粉瘤や脂肪腫の摘出手術を受ける場合は、形成外科が適しています。形成外科は手術による腫瘍の切除に加え、傷跡を目立たなく仕上げる技術に長けている診療科です。

形成外科での手術の利点
  • 腫瘍を袋ごと確実に取り除くことで再発を防げる
  • 顔や首など露出する部位でも傷跡を目立ちにくく縫合できる
  • 切除した組織を病理検査に出して悪性の可能性を確認できる

粉瘤の手術法

くり抜き法

粉瘤の中央に小さな穴を開けて袋ごと取り出す方法で、傷跡が小さく済むのが特徴

切開法

粉瘤を含む皮膚を紡錘形に切って袋を丸ごと摘出する方法で、大きな粉瘤や再発例向き

いずれの方法も局所麻酔で日帰り手術が可能なケースがほとんどです。

受診先に迷ったときの考え方

「皮膚科に行くべきか、形成外科に行くべきか」と判断がつかないときは、まず皮膚科を受診するのが無難です。皮膚科で診察を受けたうえで、手術が必要と判断されれば形成外科へ紹介してもらえるケースが多いからです。

最初から形成外科受診でも良いケース
  • 以前に同じ場所のできものを皮膚科で治療したが再発した
  • しこりが大きく、明らかに手術が必要そうに見える
  • 顔など目立つ場所にあり、傷跡をできるだけ小さくしたい

最近は皮膚科と形成外科の両方を標榜しているクリニックも増えています。どちらの診療科が自分の症状に合っているかわからないときは、受診前に電話で相談してみるのもよいでしょう。

大切なのは、痛みのあるできものを「そのうち治るだろう」と放っておかないことです。早い段階で受診すれば、治療の選択肢が広がり、体への負担も少なく済みます。